英語をやっててよかったこと① 香港

香港に行ったのは2009年の大学2年生の夏休みだった。
参加したのは香港中文大学(以下中大)という香港でも有力な大学で行われる中国語の夏期講座だった。

参加した理由は英語の腕試しができる環境だと感じたからだった。
香港は英語がよく通じると思っていたこと、そして世界中から学生が参加すると案内があったので僕ら生徒たちの共通語はきっと英語になるだろうと思ったからだった。

中国語は高校の頃NHKテレビ講座か何かで少しだけ勉強した経験があり、期間限定だったし、まあ何とかなるだろうと高をくくっていた。

僕の大学からの参加者は僕含め3人、2年生が僕含め2人、1年生が1人だった。2人とも女、男はぼく1人だった。1年生の女は中華学校卒業で中国語には問題ないようだった。あと1人は中国語を勉強していた。僕は中国語はおろか、英語を勉強中。こんな3人だった。

1年生の秋頃から本格的に英語の勉強を始めて、どれだけ自分の英語が通じるのかわくわくして香港へと立った。

香港国際空港に到着すると確か中大生がお迎えに来てくれており、バンに乗り合い大学へと向かった。ボランティアの学生は日本に興味ある学生ばかりで日本語に長けており英語は必要なかった。

中大は山を一つ切り開いたような大学で僕らが宿泊する寮は山の頂上にある。アスファルトで舗装された急勾配な坂道をバンが登る。ところどころでスピードの出しすぎを防ぐ突起が整備されており定期的に車内で体が浮いた。今でこそ日本でもたまに見かけるが当時では体験したことなかったし、何よりも突起が高かった。

僕らは昼ごろに一番早く到着した。後からぞろぞろ日本からの大学生がやってきた。上智、九大、東京外大、学芸大など有力な学生ばかりで、僕の大学はランクで言うと下から数えたほうが早く、早くも挫折を味わったのを覚えている。

その後欧米からの大学生たちも到着し始めた。トロント大学ペン大、ハーバードもいた。欧州からの学生もおり、彼らは母国語、英語を話し、国内で複数言語離されているような国から来た学生(たしかスイス人だったか)は4カ国語を話す人もいた。中華系の学生もいたし、中国語が上手な白人の学生もいた。みな総じて社交的で天は二物を与えるんだなと感じた。

いざ香港中文大学のニューアジアカレッジに到着した夜にデンマーク人と話そうとしたんだけど、全く向こうの話している内容がわからなかった。ショックだった。

中国語の授業自体も一番下から一つ上のクラスを受講してたんだけど、途中から全くついていけなくなった。

それでも全員ではなかったが僕らは仲良くなれ、僕は当時彼女もできた。今思えばくすぶったメインストリームで楽しみきれないくすぶったコンビだったのかもしれない。

だらだら書いたが英語をやっててよかったと思えたうちの一つが香港に行けたことだった。自身の英語は全く通じず、他に何のアピールポイントもなく、散々な日々だったのだがこの経験が英語のモチベーションをかなり引き上げてくれ、あいつらを見返したい、そして当時仲良かったドイツ人の友人ともっと話せるようになりたい思いがモチベーションを持続されてくれた、。また勉強しなかった自分に危機感を与えてくれた。