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株についての反省会

ここ1カ月の株売買で学んだこと、反省点をさっくり振り返ります。

 

株価上下の要因について

英国のEU離脱問題と日本で参議院選挙という2つのビッグイベントがありました。

英国の方では国民投票を経て離脱が決定された後、DMG森精機マツダを購入しました。2つとも売り込まれており、PERが安かったのですぐに盛り返すだろうと考えていました。

ところが現在になっても2つの銘柄はプラスどころかかなりのマイナスのままです。

色んなネット記事を探した結果どうやらポンドが売られ、円がかなり買われ円高のようです。完全に見落としておりました。

円高になる→売上、利益など収支に影響する、という流れを理解できていませんでした。森精機は欧州に工場がありそれなりに回復傾向にありますが、国内の工場が多いマツダは未だ完全回復の状況とは言えません。

 

英国の一件から日経平均はぐずついておりました。

日経平均が下がるたびにメディアではイタリアの銀行の不良債権がヤバい、なんて記事を発信していましたがどうも腑に落ちませんでした。

そして日本で参議院選挙の日、自民党は単独で2/3を確保まではいかなかったものの大勝。改憲アベノミクスは信任を得ました。そして今日、日経平均は600円を伺うほどの上昇。ここでやっと投資家はイタリアの銀行云々より参議院選挙で自民党が勝つのを待っていたのだと理解できました。早くもニュースでは安倍政権の10兆円規模の大型経済政策に関する記事が出ています。日経平均は2日続けて計1000円ほど上昇しました。

 

きっと日本株に投資する外国人投資家は参議院選挙の行く末を観察していたのでしょう。そして僕は反省点を見つけました、それは表面の問題の本質が何なのかを見定めるということです。

英国の問題ではEU離脱による英国の経済後退という意見が当たり前に言われていました。そしたらポンドは弱くなる、通貨の行き先はドルや円になります。円が買われると円高になり、輸出企業に直撃する。

また参議院選挙では自民党、安倍政権が勝つかどうか。勝てば大型経済政策が実行される。こういった行動の後の結果を把握しておくべきだったのです。

イベント事はちゃんと押さえておくべきで、カレンダーみたいなのあればOKだと思います。

 

好況な地域やいい政策を打つ地域にカネは流れるのだとボビー・オロゴンの投資記事と重ねあわせながらしみじみ感じました。また円は安全資産と見られていることから他国での情勢不安は輸出企業にとって死活問題だとわかりました。

 

 

選び方、考え方

ひとつは四季報ってやっぱり重要だなということ。発売直後の数日しか集中して見ないけど、目の前のニュースに感覚が狂ったら四季報を眺めて次の銘柄を探すのが良策かと思っています。

また友人との会話での気づきでしたが長期投資をするときは社長がいいから、など保持する理由のライフサイクルを根拠に持つ、ということです。

例えば社長がやってくれそうだな、そう思ったのなら社長の代替わりまで保持することです。もし昨年の業績が良かったのなら単年で保持するなど、根拠こそが重要で、根拠なき保持は博打と言っていいかと思います。

 

あとやはり下手に中小株で一攫千金を狙うより名前の通った企業にカネは集まる、感じています。大型株になるほど事業も多角化し、ライバルも多くなり、純粋な業績で株価が変動するというわけにはもちろんいかないのですが。

参議院選終了後、翌日の月曜日には任天堂ストップ高を記録しました。ニュースの文脈では参議院後の株価上昇で任天堂が買われたような書き方だったのですが、だとすればそれは任天堂でなくてもいい、むしろなぜトヨタではないのかという話になります。僕は任天堂の高株価の原因はPokemon GOだったと思っています。肌感でしかなかったですが、リリースされた直後僕のFacebookのニュースフィードが外国の友人のPokemon GOにかんする感想でいっぱいだったからです。かなり期待度が高かったのでしょう。また任天堂キャラクターのテーマパーク建設もニュースになっていたことが高株価を支えている要因でしょう。参議院選挙≠任天堂株上昇、任天堂株上昇=Pokemon GO、テーマパーク建設だったと思っています。

 

つまり言いたかったことは、ある人が考える原因Aだとしてもまたある人の任天堂を買った根拠は原因Bであって、株価変動の要因は無数にあり、株価の行く末は誰にもわからない、ということです。

よーいどん、と号砲を鳴らすとみんな一斉にバラバラの方向へ走っていく、そんな感覚です。一秒先の株価なんて誰にもわからない、それぞれに根拠があるんですね。